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40年前、東京の下町で生まれた「美しいバッグデザイン」

ヨーロッパを訪ねたときに目にした美しい革の質感と色、そして自由なバッグ造形。それらの影響を受けて、1979年、BEAU DESSIN(ボーデッサン)は東京下町の片隅でスタートしました。当時の日本は、バッグとはガチガチに作り込んだ重たいものが主流。もっと軽くて、革の表情が生き生きとしたバッグを作りたい。そんな思いを抱えての船出でした。

またその頃は、バッグの縫製工場は大手バッグ問屋から持ち込まれるライセンス商品を仕立てるためだけに存在し、企画とものづくりが完全に分かれていた時代でもありました。

そんな中ボーデッサンは、自分たちが作るものは自分たちの主張そのものであり、そのためには自分たちでデザインする必要があると考え、自社でユーザーへ届くバッグづくりの生産・流通体制を整えました。つまり、今で言う「ファクトリーブランド」です。

バッグ作りのマインドは、"共生”

それから約40年が経ち「ボーデッサンらしいデザイン」と言っていただけるような、私たちでしかできないバッグを生み出せるようになりました。ただ「ボーデッサンらしいと」言われても、はっきりとしたメソッドがあるわけではないので、実は私たちも何を指しているのかよくわかっていません。現代のものづくりやブランド戦略では特に明らかにすべき「ターゲット」も特に設定していません。しかし、性別も世代も限定しないデザインや、世界中で探しまわった革をはじめとした素材の表情や声を聞いて良さを引き出し、使ったときに素敵に見える丸みやぽってり感を意識してバッグを作ろうとしたときに、ボーデッサンらしさがにじみ出てくるのではないか。意図せずとも「にじみ出る」ものにこそ、フランス語で「美しいデザイン」を意味するBEAU DESSINが宿るのだと思います。

愛されるブランドになるために、いつでも手に入れられるようにバッグを作り続けたい。そのために、自社や外部の職人がずっと継続して仕事ができるように環境を整えたいとも考えています。

革や生地、金具やファスナーなどの素材の作り手、バッグ職人、外部スタッフ、そして使う人。そのすべてが「共生」していくバッグブランドを、ボーデッサンは目指しています。